洟をたらした神 。入院時の本は。私の百人一首。 [読書の事など]
CANON EOS 5Dにて
5月半ば~和泉環境公園にて
薔薇の花束だと誤解した日の事です。
雑誌を購入序でに、
古本のコーナーを覗きました。
以前から頼まれては何度か、NETで本を取り寄せていましたが
宇野千代の本ばかり。
元気が出るので読んでいたようです。
今も入院中の母の為に、雑誌や本を届けています。
TVや音楽の視聴の習慣が無く
同年代の患者さんばかりだが、会話は限られているとか。
相互に関心が薄く、コミュニケーションが取れ無いために時間が長い。
世間話でも無いでしょうしね。
本を読むのは良いのですが。
ハードカバーが重くて苦痛だと謂います。
母の読了後、読もうと借りていた、洟をたらした神 吉野せい 著 が手元に有ったのでこれを届けたのですが、今度は直ぐに読み終わるそうです。
実家には 編集/串田孫一 吉野せい作品集 も有るのですがこれは重くて論外です。
入院時の本は、
持ち帰らないのが良いのではないかとおもいます。
其処で処分を前提に、読み飽きないものを物色していたところ。
私の百人一首 白洲正子 著 が目に止まりました。
白洲次朗 の名前と共に近年人気が出ている事は知っていましたが、文章に惹かれます。
届ける前に軽く目を通し、この作家の作品に興味が湧きました。
女流文学は近年盛んですが、しっとりとした文章に気負いや衒いが有りません。
母に届ける事を口実に
少し漁ってみようかと思っています。
百人一首の句を背景と共に解説する。
一句一句に込められた時の移ろいを飽かず読み進めるのも
童心に還るかも。
持て余す病院での日常に
少しでも気持が華やいでくれればと思いました。
私の百人一首 (新潮文庫) (文庫) 白洲 正子 (著)
書 名 洟をたらした神
副書名 吉野せい作品集
出版社 発行所=弥生書房
著 者 吉野せい
税込価格 1,680円(本体1,600円+税)
発行年月 1974年
判型 B6
ISBN 9784841503623
吉野 せい の作家活動は、70歳を過ぎてからの事だそうです。
1970年 亭主の三野混沌が亡くなり、彼の死後、交流のあったいわき市小川出身の詩人・草野心平に書くように勧められたことを契機に、再び執筆活動を始めたとか。
串田孫一氏が支援した事は有名な事の様で、作家仲間に作品を読ませては褒めあげたとあります。
実際精緻に描写する自然の生業や草木風の匂いすらが、恬淡に活写されます。
舌を巻く剛直な文体です。
私の百人一首 (新潮文庫) 白洲 正子 (著)
も六十の手習い。と謂う言葉が気に入りました。
文学少女だった母の書き溜めた日記の中から思いつくままに書き直し、自費出版でも。
本に出来るのではと勧めていました。
色恋を書かなくとも、
洒脱に他人を貶す事はお得意技。
勿論褒めあげる事もしますが、落とすところで笑いを誘う貶し方をします。
八十の手習いでも遅い時代では有りません。
宇野千代 作品で元気を出し、
長生きの笑いを
文章にしても良いのではと。
ブログ記事での作品発表だってあり得ます。
私何だか死なないような気がするんですよ―心とからだについての282の知恵 (集英社文庫) (文庫) 宇野 千代 (著)
百歳(ももとせ)ゆきゆきて (単行本)
宇野 千代 (著)
因みに、宇野千代 作品は読んだためしが有りません。他意なし。アシカラズ。
5月半ば~和泉環境公園にて
薔薇の花束だと誤解した日の事です。
雑誌を購入序でに、
古本のコーナーを覗きました。
以前から頼まれては何度か、NETで本を取り寄せていましたが
宇野千代の本ばかり。
元気が出るので読んでいたようです。
今も入院中の母の為に、雑誌や本を届けています。
TVや音楽の視聴の習慣が無く
同年代の患者さんばかりだが、会話は限られているとか。
相互に関心が薄く、コミュニケーションが取れ無いために時間が長い。
世間話でも無いでしょうしね。
本を読むのは良いのですが。
ハードカバーが重くて苦痛だと謂います。
母の読了後、読もうと借りていた、洟をたらした神 吉野せい 著 が手元に有ったのでこれを届けたのですが、今度は直ぐに読み終わるそうです。
実家には 編集/串田孫一 吉野せい作品集 も有るのですがこれは重くて論外です。
入院時の本は、
持ち帰らないのが良いのではないかとおもいます。
其処で処分を前提に、読み飽きないものを物色していたところ。
私の百人一首 白洲正子 著 が目に止まりました。
白洲次朗 の名前と共に近年人気が出ている事は知っていましたが、文章に惹かれます。
届ける前に軽く目を通し、この作家の作品に興味が湧きました。
女流文学は近年盛んですが、しっとりとした文章に気負いや衒いが有りません。
母に届ける事を口実に
少し漁ってみようかと思っています。
百人一首の句を背景と共に解説する。
一句一句に込められた時の移ろいを飽かず読み進めるのも
童心に還るかも。
持て余す病院での日常に
少しでも気持が華やいでくれればと思いました。
私の百人一首 (新潮文庫) (文庫) 白洲 正子 (著)
書 名 洟をたらした神
副書名 吉野せい作品集
出版社 発行所=弥生書房
著 者 吉野せい
税込価格 1,680円(本体1,600円+税)
発行年月 1974年
判型 B6
ISBN 9784841503623
吉野 せい の作家活動は、70歳を過ぎてからの事だそうです。
1970年 亭主の三野混沌が亡くなり、彼の死後、交流のあったいわき市小川出身の詩人・草野心平に書くように勧められたことを契機に、再び執筆活動を始めたとか。
串田孫一氏が支援した事は有名な事の様で、作家仲間に作品を読ませては褒めあげたとあります。
実際精緻に描写する自然の生業や草木風の匂いすらが、恬淡に活写されます。
舌を巻く剛直な文体です。
私の百人一首 (新潮文庫) 白洲 正子 (著)
も六十の手習い。と謂う言葉が気に入りました。
文学少女だった母の書き溜めた日記の中から思いつくままに書き直し、自費出版でも。
本に出来るのではと勧めていました。
色恋を書かなくとも、
洒脱に他人を貶す事はお得意技。
勿論褒めあげる事もしますが、落とすところで笑いを誘う貶し方をします。
八十の手習いでも遅い時代では有りません。
宇野千代 作品で元気を出し、
長生きの笑いを
文章にしても良いのではと。
ブログ記事での作品発表だってあり得ます。
私何だか死なないような気がするんですよ―心とからだについての282の知恵 (集英社文庫) (文庫) 宇野 千代 (著)
百歳(ももとせ)ゆきゆきて (単行本)
宇野 千代 (著)
因みに、宇野千代 作品は読んだためしが有りません。他意なし。アシカラズ。
お母様の読まれる本を選ばれるのは難しそうですね。
「洟をたらした神 」を昔々誰かに薦められて読んだ記憶が蘇りました。
友人だったか?ひょっとしたら作家の宮本輝氏のエッセイっだったか?
当時の風景まで走馬灯のように思い出されましたが、内容についてはほとんど覚えていないとは・・・^^;
by つぐみ (2009-05-28 22:00)
つぐみさん~
こんばんは。^^
お気に入りの作家と言っても、鬼籍の方が多いし・・。
活字は大きい方がいい。古い活字が好きとか、迷いますよね。^^;
有る意味、こちらの読書量を見透かされそうだし・・。^^;
洟をたらした神~は息子の事を書いただけの事だったかと思います。
ただ、文章が生活に根ざした洞察に溢れていますね。^^)
by keykun (2009-05-28 23:29)
タン・ロンさん~
おはようございます。^^
nice 訪問 ありがとうございます。
by keykun (2009-05-30 06:55)
チャイブ(だと思われる)薄紫の花色が緑に映えて綺麗ですね。
これだけ群生したカモミールも初めて見ました。(^^)
入院中の楽しみは少ないですよね。
以前大部屋に入院したときは、編み物をされてる方がいらっしゃいました。
by ふじくろ (2009-05-30 19:31)
ふじくろさん~
おはようございます。^^
ネームプレートが無かったので・・。^^;
暑中見舞いのカモメールなら・・。^^;
どちらもハーブだったのですね。^^)
編み物~一度耳打ちしてみます・・。^^)
by keykun (2009-05-31 07:24)
デザイン屋さん~
おはようございます。^^
nice 訪問 ありがとうございます。
by keykun (2009-06-04 08:14)
こもんさん~
おはようございます。^^
nice 訪問 ありがとうございます。
by keykun (2009-06-05 07:55)